忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/04/19 11:08 】
CATEGORY [ ] 
pagetop ∴
SHEER BEAUTY ESSENCE EAU DE TOILETTE SPRAY 100ml


創始者カルバン・クライン時代から、天才フランシスコ・コスタ時代へと移り変わって10年が経過した、ニューヨーク・モードの金字塔「カルバン・クライン」。近年ではコスタに一心に注目が集まっておりますが、メンズ部門のディレクター、イタロ・ズッケーリも、コスタ同様に10年デザイン・チームを率いていて、安定したコレクションを毎シーズン展開しております。

こちらはそんなトップ・ブランドのフレグランス・ラインから、2013年に発売されたレディス香水です。2012年に発売された「シアー・ビューティー」のアレンジ・エディションとなっております。「シアー・ビューティー」はモダンで洗練されたフルーティー・フローラルが魅力でしたが、今回はぐっとしとやかなフローラル・ムスキーの香調がベース。「シアー・ビューティー」自体が2010年の「ビューティー」のラインですが、今回の作品の方が、よりその「ビューティー」に近いたたずまいとなっております。

ナシ・ペア・ブロッサム(日本の梨の花)やジューシー・スウィート・ピーチなどが、淡いフローラル・フルーティーを香り立たせるトップから、
ライラック、ピオニー、マグノリア、ターキッシュ・ローズなどが、ネーミングどおりシアーでビューティフルなフローラル・ブーケを広げるミドルへ。
ラストはエアリー・ムスク、バニラ、シダーウッドなどが、なめらかでテンダーなスウィートを浮かび上がらせて、女性らしいやわらかなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。

プロデュースは、ケイト・モスやレディー・ガガ、マーク・ジェイコブスなど数多くの香水ラインをかかえている大手の「コティ」です。ミドルの花々の美しさがとっても印象的で、ライラックやローズの気高いような香りが、ほどよいシアー感で親しみやすく広がるという点が好ポイント。カジュアルなウェアにも似合いますが、ちょっとシックなウェアにベストマッチすると思います。春や秋などのシーズンに合わせると良いでしょう。

オリジナルの「ビューティー」のデザインを採用したボトルもステキなフォルム。絶妙な丸みがすばらしくフェミニンで、淡いライラック・カラーも目に優しいです。
PR
【2017/04/24 02:24 】
CATEGORY [ シアービューティー ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
CK ONE SHOCK FOR HER EAU DE TOILETTE SPRAY 50ml


1969年に「ミニマリズムの俊英」としてヴォーグの表紙を飾った「カルバン・クライン」。2004年からは、そのミニマル・モードを正統的に継承したフランシスコ・コスタがレディスのクリエイティブ・ディレクターに就任し、アメリカの誇るトップ・メゾンは新たな時代に突入しました。毎年コレクションの度に、それまで自身が登りつめてきた頂点をさらに超え続ける彼のステイタスは、既に揺るぎないものとなっております。

こちらはそんな絶好調のNYブランドのフレグランス・ラインから、2011年に発売されたレディス香水です。1994年に発売されて以降、このCK香水の看板シリーズとなっている「CK-ONE」のニュー・エディションです。

セクシー&ブリリアントな香りで、フローラル・オリエンタルをコンセプトにしておりますが、どちらかというとフルーティー・グルマンに近い香調で、パーティー・シーンで大活躍しそうなアイテムに仕上げられております。

パッション・フラワー、ピンク・ピオニー、ポピー・フラワーなどが、ふんわりとシアーなフローラル・ブーケを香り立たせるトップから、
ジャスミン、ナルシス、リキッド・チョコレート・アコード、ブラック・ベリーなどが、メロウでリッチなフルーティー・チョコレートの香りを漂わせるミドルへ。
ラストはアンバー、バニラ、スキン・ムスク、パチョリなどが、とろけそうなグラマラス・スウィートで身体を包み込み、ホットなセンシュアル・クオリティーをグッと引きだしてくれそうです。
調香は同じカルバン・クラインの「コントラディクション」やキャロライナ・ヘレラの「212メン」、エリザベス・アーデンの「フィフス・アヴェニュー」などの秀作を手掛けているアン・ゴットリーブ。プロデュースはCOTYです。

チョコレート&ブラックベリーの香りが全面に出る感じで、フローラルはひかえめにエレガンスをプラスさせているような印象です。ラストのバニラも際立つので、やはりグルマン系といっていいのではないでしょうか。ナイト・タイムのパーティー・シーンならば、オールシーズンでマッチすると思います。ボトルのデザインもインパクト大です。
【2017/04/19 02:57 】
CATEGORY [ シーケー ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
OBSESSION SUMMER EAU DE PARFUM SPRAY 100ml


アメリカン・ファッション・シーンのメガ・カンパニーで、世界的なステイタスを確立している「カルバン・クライン」。1968年に立ち上げられ、翌年にはもうニューヨーク・モードの寵児として、一躍名を馳せておりました。「ミニマリズムの俊英」とうたわれた、創始者カルバンのデザイン・フィロソフィーは、現在でもしっかりと受け継がれております。

こちらは、そんなカルバン・クラインのフレグランス・ラインから、2016年に発売されたレディス香水です。オリジナルは、1985年に発売されたクラシック香水「オブセッション」で、今回はそのサマー・エディションとなっております。同時に発売された、メンズ香水の「オブセッション・フォーメン・サマー」とのカップリング香水となっておりますので、ぜひペアでどうぞ。ちなみに2002年の「オブセッション・シアー」と名前が似ておりますので、お気をつけくださいませ。

「オブセッション」=「妄想」あるいは「執念」というユニークなネーミングの作品で、香りはシンプルでベーシックなシトラス・フローラル・ウッディーの香調がベース。さりげないエレガンスやフェミニンを感じさせる、夏らしいアイテムにしあげられております。
ベルガモットなどのシトラスが、すっきりとした清潔感のあるシトラス・フレッシュを香り立たせるトップから、
フローラル・ノートがふんわりとエアリーな香りをただよわせるミドルへ。
ラストはホワイト・パチョリ、ホワイト・ムスク、プレシャス・ウッド、シダーウッドなどが、やわらかくてほがらかなウッディー・ムスキーのスウィートを香らせて、いやみのないスマートなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。

プロデュースは、ショパールやクロエ、セルッティなどの香水ラインもかかえている、大手の「COTY」です。とてもなごやかであつかいやすい香りという印象で、クセがないので万人受けすると思います。サマーシーズンはもちろんのこと、デイタイムであればほかのシーズンでもマッチするでしょう。ひとつあると便利な、ユースフル・アイテムです。ボトルやボックスも、クールでエクセレントなデザインですね。
【2017/04/16 02:53 】
CATEGORY [ オブセッション ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
SHEER BEAUTY EAU DE TOILETTE SPRAY 50ml


現在のファッション・シーンにおいて、コレクションの完成度ではバーバリーと肩を並べる、ニューヨーク・モードのトップ・メゾン「カルバン・クライン」。とりわけミニマリズムの頂点としてここ10シーズンほど君臨し続けていて、クリエイティブ・ディレクターをつとめるフランシスコ・コスタの無尽蔵のポテンシャルは、もはやファッションを超えて純粋にアートの領域に入っております。

こちらはそんな高級ブランドのフレグランス・ラインから、2012年に発売されたレディス香水です。オリジナルは2010年に発売され大ヒットした「ビューティー」で、こちらはそのニュー・アレンジ・エディションとなっております。オリジナルはウェア・ラインと同様にミニマルなブレンドでハイレベルな香りをクリエイトしておりましたが、今回の作品は魅力的なマテリアルを色々とチョイスして、ダイナミックにブレンドしたフルーティー・フローラルの香調をベースにしていて、華やかで快活で、それでいてしっかりとゴージャスな大人っぽい色気を感じさせる、ウェルメイドなアイテムに仕上がっております。

ベルガモット、レッド・ベリーズ、ピーチ・ベリーニ・アコードなどが、まさにレディという感覚の、シックでモダンなフルーティー・ノートを香り立たせるトップから、
ピオニー、ピンク・リリー・アコード、ジャスミンなどが、ふんわりとセンシティブでシアーなフローラル・ブーケを広げるミドルへ。
ラストはサンダルウッド、ムスク、バニラ・ブロッサムなどが、エアリーでピュアなスウィートを漂わせて、洗練された小粋なキュート・グラマラスをアピールしてくれそうです。
プロデュースはCOTYです。トップのピーチ・ベリーニというのは、スパークリング・ワインとピーチ・ネクターで作るカクテルです。このピーチ・ベリーニの端正なフルーティーと、レッド・ベリーの甘酸っぱさ、そしてミドルのジャスミンの香気がメインとなっていて、とてもセンスの良いアーヴァン・セダクションをつむぎ出しております。

春や秋のシーズンならば、デイタイムでもイブニング以降でもマッチするでしょう。なめらかなフォルムのボトルも美しいデザインです。
【2017/04/11 01:33 】
CATEGORY [ シアービューティー ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
REVEAL MEN EAU DE TOILETTE SPRAY 30ml


アメリカン・ファッション・シーンのアイコンのひとつ「カルバン・クライン」。70年代から続く老舗のメゾンで、アメリカン・トラッドにのっとったシンプルでミニマルなデザインが一貫したスタンスです。創始者のカルバンのデザイン哲学を現代的に昇華させた、現在のディテクター、フランシスコ・コスタは、シーン随一のタレントとして長く認められております。

こちらはそんなカルバン・クラインのフレグランス・ラインから、2015年に発売されたメンズ香水です。2014年に発売された大ヒットしたレディス香水「リヴィール」とのペア香水ですので、ぜひカップルでどうぞ。ネーミングは、「あらわにする」、「さらけだす」というような意味で、香りは、コンテンポラリーでハイファッションなアロマティック・ノートの香調がベース。ユーモアとインテリジェンスを感じさせる、ハイスペックなマスキュリン・アイテムにしあがっております。

ジンジャー、マスチック、ペア(洋ナシ)、キワノ(アフリカのメロン)、ブランディー・アコードなどが、メロウでテイスティなフルティー・アロマを香り立たせるトップから、
スウェード、クラリセージ、アガブ・ネクター(リュウゼツラン)、ソルト・アコードなどが、シックでハイ・アーティスティックなアロマ香をかなでるミドルへ。
ラストはトンカビーンズ、ベチバー、ハイチ・オルプール、ゴールデン・アンバーなどが、マイルドなスウィートで全体をドライダウンさせて、優雅なセンシュアリティーを引き立ててくれそうです。

調香は、アックスの諸作品やキャロライナ・ヘレラの「212メン」などを手がけているアン・ゴットリーブと、エド・ハーディーの「スカル&ローゼス・フォーメン」やブルックス・ブラザーズの「レッドコロン」などで知られるマリピエール・ジュリアン、さらにエルメネジルドの「Z・ゼニア」やジャック・ファスの「ファス・プールオム」などで有名なオリヴィエ・ギロチンと、カルバン・クラインの「シーケー・フリー」やジョン・バルベイトスの「アルチザン」などで知られるロドリゴ・フローレス=ルーの4人の合作。プロデュースはCOTYです。

ボトルやボックスも、CKラインらしいアーティスティックなデザインです。
【2017/04/01 17:05 】
CATEGORY [ リヴィール ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
ETERNITY NOW FOR MEN EAU DE TOILETTE SPRAY 100ml


日本でも高い知名度を誇っている、アメリカのファッション・ブランド「カルバン・クライン」。ニューヨーク・シーンのミニマル・モードのトップ・アイコンで、研ぎ澄まされたシンプルなウェアは、アーティスティックな領域にまで及んでおります。フランシスコ・コスタが率いる本家のレディス・ラインが有名ですが、セカンド・ラインの「CK」も人気があります。

こちらは、そんなカルバン・クラインのフレグランス・ラインから、2015年に発売されたメンズ香水です。オリジナルは、1990年に発売された「エタニティ・フォーメン」で、今回の作品は、そのアレンジ・エディションとなっております。同時に発売されたレディスの「エタニティ・ナウ」とのカップリング香水となっておりますので、ぜひペアでどうぞ。香りは、エキゾチックでアヴァンギャルドなオリエンタル・フゼアの香調がベース。コンテンポラリーなブレンドで、現代的なハイ・ファッションを想起させるようなアイテムにしあがっております。

ビター・ジンジャー、ココナッツ・ウォーター、スターアニスなどが、マイルドでモダンなスウィートを香り立たせるトップから、
スターフルーツ、シダーウッド、パチョリなどが、シェイプされたフルーティー・ウッディーをただよわせるミドルへ。
ラストはモロッコ産シダーウッド、トンカビーンズ、マダガスカル産バニラなどが、芳醇でメロウなスウィートを香らせて、それまでのトーンをゆったりとドライダウンさせ、セクシーであたたかみのあるセダクションをアピールしてくれそうです。

調香は、老舗の香料会社のIFF。プロデュースは、バレンシアガやデビッド・ベッカム、ジル・サンダーなどの香水ラインもかかえている「COTY」です。ココナッツ、スター・アニス、スター・フルーツなど、アーヴァンなマテリアルが効いていて、ミドル以降のウッディーなトーンともナチュラルに溶け合う印象です。比較的デイタイムにマッチするかもしれません。全体的にユニークな香りですので、香水通にも好まれるのではないかと思われます。

ボトルやボックスも、シンプルで飽きの来ないグッド・デザイン。底の厚いガラスのボトルがクラッシーですね。
【2017/03/30 01:36 】
CATEGORY [ エタニティ ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
ETERNITY PURPLE ORCHID EAU DE PARFUM SPRAY 100ml


アメリカを代表するファッション・メゾンのひとつとして、長い歴史を誇っている「カルバン・クライン」。1968年に立ち上げられ、翌年には「ミニマリズムの俊英」と称され、ニューヨーク・モードに新しい機軸を打ち立てました。創始者カルバンの時代を大元とするならば、2004年から現在まで続く、フランシスコ・コスタのディレクション時代は、それに遜色のないプレゼンスを見せつけております。

こちらはそんなカルバン・クラインのフレグランス・ラインから、2003年に発売されたレディス香水です。オリジナルは、1988年に発売されて世界的に大ヒットしたエバーグリーンの「エタニティ」で、今回はそのアレンジ・エディションとなっております。たいへんレアなアイテムですので、お求めはお早めに。香りは、ふんわりとファンシーでグラマラスなフローラル・ウッディー・ムスキーの香調がベース。やわらかくてしなやかなフェミニンを写し取った、ウェルメイドなアイテムにしあげられております。

フルーティー・ノート、フローラル・ノート、グリーン・ノート、ウォーターリリーなどが、トランスペアレントであかぬけたフルーティー・フローラルを香り立たせるトップから、
プラム、フリージア、ホワイト・ピーチ、ヘリオトロープ、オーキッドなどが、マイルドでラグジュアリーなフローラル・フルーティーを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはウッディー・アコード、アーモンド、ムスクなどが、若々しくてエレガントなスウィートを香らせて、モダンでセダクティブなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。

調香は、バナナ・リパブリックの「ローズウッド」やディーゼルの「ラヴァードゥース・タトゥー」などを手がけているパスカル・ガウリンと、ブルガリの「ブルガリ・プールフェム」やエリザベス・アーデンの「トゥルー・ラブ」などでおなじみのソフィア・グロスマンの合作。プロデュースは、クロエやダビドフ、ハル・ベリーなどの香水ラインもかかえている、大手の「COTY」です。ベーシックなフローラル・ウッディー・ムスキーで、パウダリーなフローラルの香気が印象に残るようです。

ボトルもアイキャッチャーなデザインですね。
【2017/03/26 18:27 】
CATEGORY [ エタニティ ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
EUPHORIA ESSENCE EAU DE PARFUM SPRAY 30ml


1968年に立ち上げられた、ニューヨーク・ファッション・シーンのトップ・アイコンの一角「カルバン・クライン」。一貫して都会的なミニマル・モードを追求していて、創始者のカルバンが引退したのちも、才人フランシスコ・コスタが十年以上クリエイティブ・ディレクターをつとめて、伝統的なミニマルにモダンなエッセンスを効かせた、最高のコレクションを披露しております。

こちらはそんなカルバン・クラインのフレグランス・ラインから、2015年に発売されたレディス香水です。オリジナルは、2005年に発売されたスーパーヒットを記録した「ユーフォリア」で、今回の作品はそのニュー・ファミリーとなっております。同時発売された、メンズ香水の「ユーフォリア・エッセンス・メン」とのカップリング香水となっておりますので、ぜひペアでどうぞ。香りは、あかぬけた印象のフルーティー・フローラルの香調がベース。ポップな感覚と濃密なフェミニンを溶け合わせた、魅惑的な一品にしあげられております。

ラズベリー、ピンクペッパー、ブラックベリーなどが、キュートでおしゃれなベリーズ・フルーティー・カクテルを香り立たせるトップから、 オーキッド、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ(スズラン)、ジャスミンなどが、パウダリーでアメイジングなフローラル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはパチョリ、カシミア・ウッド、ホワイト・チョコレートなどが、ミルキーでたおやかなスウィートを広げて、ドラマチックなセンシュアル・クオリティーを引き立ててくれそうです。

調香は、エスティ・ローダーの「ピュア・ホワイト・リネン」やロエヴェの「アイレ・ロコ」などを手がけているイヴ・カサールと、バーバリーの「ロンドン」やテイラー・スウィフトの「ワンダーストラック・エンチャンテッド」などを手がけているジャン=マルク・シャイランの合作。プロデュースは、クロエやマーク・ジェイコブスなど数多くの香水ラインをかかえている、大手の「COTY」です。ベリー系のフルーツがチャーミングで、オリジナルのフローラル・オリエンタルとはガラッとカラーがちがうアイテムです。

なめらかなボトルもアイキャッチャーですね。

【2016/01/19 17:55 】
CATEGORY [ ユーフォリア ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
CK FREE FOR MEN EAU DE TOILETTE SPRAY 50ml


昨シーズンの春夏コレクションで一到達点を見せたかと思いきや、2010年春夏では更なる完成度のデザインを披露して、底知れないポテンシャルを見せつけた「カルバン・クライン」。イタロ・ズッケーリも見事なコレクションを展開しておりますが、やはりフランシスコ・コスタの研ぎ澄まされた才気には天賦のものを感じます。こちらはそんなNYモードのアイコン・ブランドのフレグランス・ラインから、2009年に発売されたメンズ香水です。

おなじみのシーケー・コレクションの新作となっております。非常に完成度の高いアロマティック・ウッディーの香調に仕上がっており、コンテンポラリーでありながら整然としたマスキュリンを描き出した、ハイ・センスなアイテムに仕上がっております。

タイランド・スターアニス、ジャック・フルーツ、アブサン、ジュニパー・ベリーなどが、エキゾチックなビター・スウィートで男気をマイルドに香り立たせるトップから、 スェード、タバコ・リーブス、コーヒー、南アフリカ産ブッキュなどが、ワイルドでありながらナチュラル・アロマティックなアーヴァン・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはパチョリ、オークウッド、テキサス産シダーウッド、コスタリカン・アイアン・ウッドなどが、コクのあるリッチなウッディー・スウィートを漂わせて、ドラマティックでなめらかなメンズ・センシュアリティーをアピールしてくれそうです。

調香はギヴォーダン社。プロデュースはコティ・プレスティッジです。トップのアブサンとは、ニガヨモギの葉から作られるお酒のことです。ミドルのブッキュは、主に南アフリカが原産の、ミカン科の樹のことです。日本ではブッコの木(ブッコノキ)とも呼ばれ、ヴィヴィッドなハーブ香が特徴的な植物です。マテリアルのセレクトも調香も、クラフトマンズ・ワークがキラリと光る秀作だと思います。

ヤング・ミドル層をターゲットにしておりますが、幅広い年代の方にお使いいただけると思います。秋冬であればプライヴェートなシーンでもオフィスシーンでも活躍してくれることでしょう。2009年のメンズ香水の中では指折りのお勧めアイテムです。

【2015/08/23 03:39 】
CATEGORY [ シーケー ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
OBSESSION NIGHT FOR MEN EAU DE TOILETTE SPRAY 125ml


1968年に立ち上げられたプレタポルテ・ブランド「CALVIN KLEIN」。そのシャープなフォルムと機能性から成る洗練されたウェアには、カッティングにこだわるカルバン・クラインのフィロソフィーが見事に反映され、キャリア・ウーマンを中心に絶大な支持を勝ち得ました。現在はクラインは引退しておりますが、ウェア、下着、時計、香水と幅広いラインをPVK傘下で世界的に展開し続けております。

こちらは豊富でハイクオリティーなアイテムがひしめくフレグランス・ラインから2005年に発売されたメンズ香水です。1986年にレディスとのカップリングで発売された「オブセッション・メン」のナイト・ヴァージョンで、前作の爽快なシプレーウッディーとは一味違った、エキゾチックなオリエンタル・ウッディーの香調でもって、スモーキーでフリーキーな夜のあなたのOBSESSION(妄想)によりいっそうのミステリアスな情感を帯びさせてくれそうです。ペアー、マンダリン、クリスプ・ウォータリー・ノートなどが柔らかくスッキリとした香りを浮かばせるトップから、ナツメグ、カルダモン、トスカーナ産ブラック・スウェードなどがワイルドで精悍なアクティビティーを香り立たせるミドルへ。ラストはバニラ、ベチバー、パチョリ、リッチ・ウォーム・ウッドなどがインセンスのようなアロマティカルで深みのあるマスキュリン・スウィートで身体を包み込み、夜遊び上手のあなたの魅力にブラックな拍車をかけてくれそうです。

プロダクトは「ヨープ!」の香水などを手掛ける、名門COTY社の傘下にある「ランカスター・グループ」。簡単に言えば、「ちょいワル」な感じでしょうか。ジャケットやスーツ・スタイルなどをやや崩して着るような佇まいです。イブニング以降のちょっとくだけたパーティー・シーンなどで、あなたの小粋なダンディズムを演出できるのではないでしょうか。ボトルもアダルトです。

【2015/07/17 03:19 】
CATEGORY [ オブセッション ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ [PR]